妊娠中の貧血が胎児へ影響する!?

妊娠中は体の中で出産に備える準備が行われるため、母体の血液量が増加します。しかし血液中に含まれている血しょうは約47%増加するが、赤血球の量は血液全体の量に対して生産するスピードが追い付いていかないのです。

 

そのため赤血球の割合が減少してしまい、血液の濃度が薄くなってしまい、貧血になりやすくなるのです。妊娠中の貧血をそのままの状態にしておくと、胎児に様々な影響を与えてしまうので、貧血対策をとる必要があります。

 

貧血の赤ちゃんへの影響

胎児は、ママから送られてくるたくさんの血液から栄養をもらって成長していきます。しかしママが貧血の状態になってしまうと、血液中の栄養素や酸素が足りない状態になってしまいます。その状態のまま放っておくと、胎児は酸素不足になってしまいます。

 

胎児が酸素不足になると、発育不足を促したり鉄欠乏性貧血になる可能性が高くなります。また妊娠中期以降にママが貧血になると、赤ちゃんが低体重出生児や未熟児として生まれる可能性もあります。さらに貧血のママから生まれて来た赤ちゃんも、貧血になるといった危険性もあります。赤ちゃんに影響が出てしまう事は、ママにとってとても悲しい事ですよね。

 

ママは妊娠したら、貧血の状態にならないようにしっかりと鉄分を摂取する必要があります。食事で補う事が出来ない場合には、サプリなどを利用して積極的に補うようにしましょう。

 

貧血のママへの影響

妊娠中に貧血になると、出産時や産後に悪い影響が出る可能性が高くなります。貧血でない人が出産をしても大量の出血を伴うため、ママが貧血だと血圧が下がりやすい状態になります。

 

その事が原因で、出血量も増加してしまいます。出産時に多量の出血をしてしまうと、輸血が必要となるため、産後の回復に遅れを生じる事となります。さらに出産時の陣痛が微弱陣痛になってしまう場合もあり、出産に長い時間がかかる事になります。出産に時間がかかってしまうと、母子共に体力が消耗してしまうためとても危険です。

 

貧血の状態で出産をすると、産後は母乳の出が悪くなる可能性があります。母乳は血液からつくられているため、貧血状態のまま授乳をすると貧血が悪化してしまいますので注意が必要です。